2億9千万円のブガッティ「シロン」を運転していたドライバー、不注意で溝に突っ込む
高い技術を持つ経験豊富なドライバーであっても、たまには集中力を失うことがある。このブガッティのテスト・ドライバーは、ドイツ・ヴォルフスブルクにあるフォルクスワーゲンのテスト施設で、240万ユーロ(約2億9,000万円)の「シロン」を溝に突っ込ませてしまった。



「やっちゃった」

この不幸な事故はテスト・ドライバーの"不注意"によって起きたことを、ブガッティはドイツの情報サイト『Bild』に明かしている。負傷者は出なかったが、シロンは無残な姿になってしまった。GTBoard.comのFacebookには、車体の一部を覆われた"スーバー・メガ・ハイパーカー"がフォークリフトによって運ばれていく様子を撮影した写真が掲載されている。ノーズ部分は破損しているが、その他の部分は無傷のようだ。

事故の詳しい原因や、テスト・ドライバーがどのくらいのスピードを出していたのかは不明だが、1,500馬力を発揮する16気筒エンジンと4基のターボチャージャーを搭載したクルマなら、容易にコントロールを失ってしまうこともありそうだ。おそらく、このシロンは新たなパーツや試していたテスト用車両と思われるので、ドライバーが全責任を問われることはないだろう。2009年に米国テキサス州では、ブガッティ「ヴェイロン」を運転していた男が「低空飛行中のペリカンを避けようとして湖に転落した」と偽って保険金をだまし取ろうとした事件が起きたが、今回もドライバーが意図的に事故を起こし、保険金詐欺を働こうとしているのかもしれない。突っ込んだのは湖ではなくて、溝だったようだが。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー